いつも参加をさせていただいている『うめ展』『絵はがき市』などで「あれ?作風変わった?最近和風の作品が出てきたね」といった感想をいただくことがあるので,ちょっと解説を^^
もともと私の本業はイラストレーターで,広告や書籍などのために依頼を受けて絵を描くといった仕事の中で,依頼主の方のご要望に合わせてイラストのタッチを変えるというスタイルをずっと続けています.
その職業病と言うのでしょうか,オリジナルの作品を創るときにも,その時々によって作風が変わることがよくあります.それでも作品のどこかに共通の「にーたか節」が入ってるよと言っていただけることもあるので,皆様にもそれを見つけて楽しんでいただければ嬉しいな〜と思っております.
さて,ブログタイトルにある「和風」ですが,10年ほど前に,あるお仕事で描いた浮世絵風のイラストを最近ポートフォリオに追加したところ,昨年あたりからこのスタイルでのご依頼が増えてきたこともあって,オリジナルでも和風を意識したものを描いてみようかなと...
現在アートギャラリー・ロスピノスで開催中の『湘南絵はがき市』にも地元藤沢の名所『江の島』にちなんだ和風作品を出展しています.

『江の島太郎』(藤沢・江の島)
小田急線で江の島にいらっしゃった方は,ご存じだと思いますが,片瀬江ノ島駅は竜宮城の形をしています.

『五頭竜伝説』(藤沢・江の島)
鎌倉と江の島に伝わる5つの頭を持った暴悪をふるう竜と,それを戒めた弁天様の物語です.
その弁天様が天から降りてきたと同時に現れたのが江の島なのだそうです.